…紙パックがいっぱいになったらどんどん交換してあげれば、ゴミ捨ても簡単ですし、掃除機も傷みません!
ヒーターの掃除が終わったら、ヒーターの差し込み口に掃除機のノズルを当てて、それぞれ吸い込みます、
掃除が終わりましたら、ヒーターをセットするのですが新品でも、熱盤の中がきれいになっていなければうまく収まりません、差し込み口から入れるのですが途中で止まってしまいます、ヒーターが新品でもあります、再使用品ですと、だいたいすんなり入りません。
抜けたヒーターですが、結線をはずしたり…電極のネジもなかなかにゆるみません…して電極がぐらついたりします、サビもたくさん出ています、まずテスターで抵抗値を調べてみます、ここで残ったものは次にサビを落とします、ワイヤーブラシでこすって掃除機で吸い込みます、ヒーターは鉄板を折り曲げて形にしていますが、曲げたままで製品になっているのですき間がたくさんあります、掃除機で吸い込むと効果があります、ワイヤーブラシでこすった面もきれいになります。
掃除機は工場なので、業務用の掃除機がよさそうですが、家庭用の掃除機でもけっこういけますよ!
もしも、ご家庭で流行のサイクロン式の掃除機を導入され、紙パック式の掃除機が下取りに出されずに肩身の狭い思いをしていたら是非工場で使ってください、業務用掃除機にくらべればゴミの容量は少ないですけど、吸引力もあるし持ち運びも楽だし、湿気ったゴミでも吸いこめますよ…サイクロン式の掃除機で、少し湿気ったゴミを吸いこむとゴミを捨てる時に中にくっいてしまい苦労した事はありませんか?
そんな事があったので、一日おいてやってみました、さっそくこのところお世話になっている配線用の細身の鉄パイプに登場していただきまして、ぐっと力を込めてゆっくり回転方向に押して見てもビクともしない、ならば今度は同じ方向に一瞬だけ力を入れるとわずかながら動いた感じがしました。
動いた感じがした時、今までは袋ナットの頭の六角が丸くなってしまっている事が多く、
心配なので、ヘキサゴンレンチを抜いて頭を確かめました、幸いにも今回は異常が無かったので、レンチを差し込みなおして引き続き力をかけてゆるめる事ができました。
熱盤は4本のねじで固定されていますが、過去にいろいろ努力した時にすでに頭の六角が丸くなってしまっていたりして、今回も2本がそのように回らない状態でしたが、2本はずれると少しはすき間ができるようで、熱盤に6本ならんでいるヒーターのうち1本は抜けます、あとはヒーターの抜けた差し込み口に小型のバールを入れて、こじ開けるともう1本は抜けます、同じ要領でバールをハンマーでたたき込んだりしていると、振動をあたえたおかげもあると思いますがほとんどヒーターは抜けます、場合によっては一日がかりです。
ところが、ヒーター自身もサビていて、そのため少々ふくらんでなかなか引っ張り出す事ができません、中にはなんとか引っ張り出せるヒーターもあるのですが、大半は出てきません、やむなく熱盤を固定しているナットをゆるめて熱盤の上下にすき間を作れば、ふくらんだヒーターが引っ張れると思いナット…袋ナットですが…をゆるめる段取りをはじめました。
さすがにネジ類はどれもサビていて苦戦するだろうと思ったので、ネジをゆるめるなにか良いモノはなかとホームセンターへ探しにいきました、ネジの頭をつかんで回す道具もありましたが、袋ナットで使えそうなものはなく、道具の方はいったん見送って、ケミカルで何か無いかと、いつものシリコンスプレーではなく、店員さんにおすすめを、聞いたところ「ベルハンマー」と云う潤滑剤を教えてくれたので、すすめられるまま購入しました、さっそくヒーターの電極のネジをゆるめる時にためしに使ってみると、なかなかに具合がよく、これなら袋ナットでもいけそうな感じがしたので、チャレンジすることにしました。
プレスにはプレート型の電気ヒーター(w35×l500×t5)が熱盤一枚あたり6本装備されており、まず手がけたのは、熱盤が上中下の三枚あるプレスでした、とにかくヒーターをはずすことからはじめました。
まずは、ヒーターの電極の結線をはずしにかかりましたがなんにしてもさび付いているので、ナットが回らない、結線に使っているナットは8番のスパナでまわるのですが、さび付いているのでネジそのものも一緒に回ってしまい、ヒーターは接触不良か断線、電極のネジのあしもとは10番のスパナが合うことがわかったので、あしもとは回らないように10番のスパナで押さえ、ようやく電極の結線をはずすことができました。
結線をはずしたら今度はヒーターをはずします、プレート型のヒーターは熱盤にサンドイッチされてます、1枚の熱盤は上下に分かれヒーターが入るところは平たい溝になってます、ヒーターが6本入るので溝が6本あり、熱盤の後ろから、ヒーターが引っ張り出せるようにみえます。
向こう側になんにも無い状態ですので、ほんらいならバックアップ材のようなもので裏側をおさえてシールするのですが、バックアップ材を支えることもできないので、シール材だけでふさぎました、ちょうどソフトクリームを細い管の先から押し出して穴のなかで積み上げていくといった感じで、かなり無理な方法なのでシール材もけっこう使う事がわかりました。
工場の設備の関係でなかなかに脚立をたてるのもむつかしく、作業は進みませんが夏の台風シーズンまでには終わるようにがんばります。
去年の台風15号で水をかぶったプレスの修理もしなければなりません、それこそ門外漢である小生には、かなり荷が重いことはわかっていたのですが、このまま修理屋さんを呼んでもお金がかかるばかりで…くるまのディラーに修理を出して余計な修理をされたり…最近はそんなディラーはないんでしょうか…なかなか自分で理解できないと考え、手探りではありますが、やって見ることにしました。
私自身、前職は建築関係の仕事をしていたので、脚立にのって外部の光が確認できた時
かなりいい加減な作りに(建築の世界では「おさまりがわるい」となります)がっくり
させられました。「お金はかけたくない」小生ですので、自分でできる防水方法を考え、
既存の雨樋やスレートをいじらないでできる方法をせいぜい土日の2日間で終わらせ
なければ、工場の機械を止めることにもなりかねません。
手をかければ仕上がりも機能も良いものになるのでしょうが、そうなりますと
一人では手が回りません。非常に困ったものです。
それでは、どのような方法を考えついたのでしょうか。
簡単、お手軽、見てくれもかまわない、機能重視、さらに耐久性にも目をつむり、となると建築関係でいえば「仮設」でとなるわけですが、あくまで考え方のヒントとしてですので軽くとらえてくだいますようお願い致します。
穴をふさぎたい所は、スレートの波の部分、半円の少しつぶれたような形です、寸法はおよそ幅が40ミリ高さが15ミリ、これにシール材(コーキング材)を押し込んでしまうことにしました。
築50年の工場ですから、今まで雨漏りがしてもしょうがない事と思っていましたが、
台風15号では、設備に大きな被害を受けたため…雨漏りを止めなければまた同じ被害
を被る事になると思い、ようやく雨漏りの原因を調べる事にしました。
工場内から「谷」の部分を見上げると、屋根のスレートの波形に明るくなっている部分
がある事がわかりました。下から見ていても良くわからないので、脚立に登って見ると
外部の光が見えました。
詳しく見ると「谷」部分の雨樋に両側からスレートがかぶさっている状態に…
雨樋に水が流れ込む状態であることがわかりました。
普通の雨なら問題なく水が樋に流れて、雨漏りが起こる事もないはずですが、
このスレートのすき間があれば、雨樋に枯れ葉などごみがたまっていると雨樋が
あふれて工場内にこぼれて来るわけです。
原因と状態がわかったので、対策というより修繕を行うわけですが、
どのような方法で…と考えをめぐらせるのですが、「お金はかけたくない」が
大前提にありますので、自分でやる事にしました。
神奈川県の寒川町にございます『鉄とゴムの接着を得意としている会社』
株式会社工業ゴム研究所の代表 林と申します。
弊社の紹介をさせて頂きながら様々なことを綴ってまいります。
弊社の業務内容は、工業用ゴム製品の製造です。
ホームページをご覧になっていただくと詳しく出ておりますので、
是非そちらをご覧頂けますと幸いです。
まず初めに、台風15号の被害により亡くなられた方に謹んでお悔やみを
申し上げますとともに被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い復旧を社員一同、心よりお祈り申し上げます。
昨年(2019年)の大きなアクシデント…台風15号の被害にて弊社も様々な事が
ございましたので、その事について今回は綴らせて頂きます。
弊社の工場は大きく分けると東側に背の高い平屋(C棟)があり西側に背が低い平屋が
南北に並んで2棟(A棟 B棟)あります、台風15号ではA棟B棟のつなぎ目からの
雨漏りが発生しました。
A棟B棟のつなぎ目はスレートの屋根であり、「谷」の部分に雨樋が、
東西におよそ20メーターにわたり配置されています。排水の縦樋は3カ所あります。